「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」という映画をご存じでしょうか?
「地球(ガイア)の声が聞こえますか?」をキャッチコピーに、「イギリスの生物物理学者ジェームズ・ラブロック博士の唱えるガイア理論、「地球はそれ自体がひとつの生命体である」という考え方に勇気づけられ、龍村仁監督によって制作されたオムニバスのドキュメンタリー映画シリーズ」(地球交響曲HPより)です。
大きな映画館で上映されるのではなく、自主上映会と言う形で静かに広まっていった映画でして、第一番~第九番までいわゆる賢人と呼ばれる方や常識では考えられない事を成し遂げた方、人智を超えた経験をされた方達のメッセージ映像で構成された映画になっています。
私は、スピリチュアルな探求に入る前からこの映画にものすごく影響を受けています。
この映画を通じてエンヤを知り、ダライ・ラマ法王のお人柄に触れ、写真家の星野道夫さんやアラスカ先住民のストーリーテラーであるボブ・サム、版画家の名嘉睦稔さん達を知り、天河大弁財天社にお参りするようになったり、上映会で元夫に出逢ったりしているので、今の自分の土台を形作ってくれたものの一つなのです。
その最新作である「地球交響曲第九番」の上映会が、1月28日(土)に大阪府高石市で開催されます。
詳しくは、こちらをご覧くださいね。
今回は、「すべての生命は音から生まれ、音に還っていく」をテーマに、指揮者の小林研一郎さん、ノーベル賞を受賞された本庶佑さん、認知考古学者のスティーヴン・ミズンさんが出演者として名を連ねていらっしゃいます。
音がテーマなのに本庶さんや認知考古学者の方も出られるとのことで、どういう風に繋がって展開していくのか、とても楽しみです。
それから、今年の1月2日(ついこないだですね)、監督の龍村仁さんが老衰のため亡くなられたとのお知らせが。。。
とうとう、この映画も本当に完結なんだなと思うと寂しいような悲しいような、この映画に導かれた感謝の気持ちもあったり。。。お目にかかったことは一度も無いのですが、大切なことを伝え続けてきてくださった方のご移行に、しばし茫然としていた私でした。
心からご冥福をお祈りしたいと思います。
コロナ禍や戦争で分断がクローズアップされてしまっている今だからこそ、多くの方に観て頂きたいなと思います。
大阪で開催される、数少ない貴重なこの機会。ご都合の合う方はぜひ足をお運びくださいね。