不登校でも、人生はうまくいく

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皆さんは、満月をご覧になりましたか?

今夜は、今年最大の満月だったそうですね。ベランダからバッチリ見ることができました(*^-^*)


そして、満月と言えば、クリスタルの浄化、ですね♬

私も、日ごろ遠隔ヒーリングで力を貸してくれているクリスタルちゃん達をベランダに出して、満月のパワーを存分に浴びて頂きましたよ♪

さて、昨日と今日、NHKの「あさイチ」では、不登校の特集をしていました。

私も、高校時代に不登校だったので、とても他人事ではありませんでした。


私自身は後悔はまったくありませんし、必要なことだったなあ。。。と実感しています。

けれど、今回の放送では不登校のお子さんを持つ親御さんに向けた内容でしたので、ウチの親もきっとこんな思いだったんだろうな。。。と、親の視点に立って、しみじみ振り返っていました。


番組で良かったのは、不登校に希望の光を当てていたこと。


不登校の体験者でもある宮本亜門さんが、「(引きこもりの期間は)ステキなブレーキの期間だった」「宝物の時間だった」と。

また、「引きこもってなければ、演出家になれていなかった」と、引きこもりの期間にたくさんのレコードを聴きまくって、それをどう表現すれば良いか考えたりしたことが、後で役に立ったとおっしゃっていたり、

不登校支援の専門家が「学校に行かない期間は休息の時間」「いったん休息したら、あとは爆発的に回り始める」とおっしゃっていたのが、すごく印象的でした。


学校にむりやり行かせるリスクより、休ませるリスクの方が低い」とも。

私自身、学校に行かなかった期間に何をしていたのか、あまりよく覚えていないのですが、専門家の方がおっしゃる通り、すごく必要な休息の時間だったんですよね。。。


もしも、あの時に親が無理やりにでも行かそうとしていたら、すごく病んでしまったんじゃないかなと思います。特にいじめにあったとか、辛い出来事があったわけじゃないのですが、学校に行く心のエネルギーが全然無くて、ただ絶望だけがあった、というのを覚えていて、そこを無理やりにでも登校させられていたら。。。もしかすると、抑うつ状態が長引いたかもしれませんね。


そして、1年間休学して家にこもった後に通信制の高校に転入し、アルバイトを始めた途端、それこそ爆発的なパワーで動けたんです。それまでは、家族以外は同い年の同級生や部活の仲間だけが自分の世界だったのが、アルバイト先の大学生や正社員の大人たち、通信制に通う年上のクラスメートたちと交流することで新しい世界が一気に開けて、毎日が楽しくて楽しくてしかたありませんでした。

もちろん、現在進行形で不登校のお子さんと向き合っていらっしゃる方にとって、「休ませるリスクの方が低い」と言われても、「でも、学校を休ませると、将来はどうなるの?」「休んでいる期間は、何をして過ごさせればいいの?」という心配が出てくるのもよく分かります。


でも、私の時代でも、通信制の高校から、または高校に行かなくても大検(今の高卒認定ですね)に受かって大学に進学している人はたくさんいましたし、たぶん今の方が選択肢はたくさんあるんじゃないかな、と思うんです。

ネットが発達したお陰で、オンラインでも好きなことが学べるでしょうし、ネットでできる職種もありますしね。


そして、宮本亜門さんの言葉。「新しい発想を持つ人が成功する世の中になってきた。だから、大丈夫」。これは、きっと真実だと思うんですよね。


学校に行けない理由は様々だと思いますが、例えば”団体行動が苦手”ということならば、裏を返せば”人と違う発想ができる”。そこを否定せずに、その人の得意なことや興味を持って取り組めることを生かしてあげられれば、きっと大丈夫なんじゃないでしょうか。


私自身も、就職や派遣就労で不登校がネックになったことは一度もありませんでしたし、紆余曲折があったにせよ、今はすごく穏やかで幸せな人生を送れています。

そして、番組では、親御さん自身が楽になることで、小学生のお子さんが変わっていった事例も紹介されていました。


そのお母さんは、”そう言えば、家族の中で自分を後回しにしていた”と気づき、自分の好きなものを夕食のメニューに加えたり、一番風呂に入ることにしたり、自分の為にちょっと高いコンビニドリンクを買ってみたり、1人でリフレッシュする時間を持つようになったところ、だんだん娘さんに良い変化が表れてきたんだそう。結局、自分で行きたい中学校を選んで、無事に進学されたんだそうです。



私は、自分の経験からも、施術をさせて頂いて感じたり、人の経験を聞かせて頂いたりした中でも思うことは、人間って、潜在的な力がものすごくあるんですよね。


たとえ、何もできないくらいに落ち込んでも、それが奈落の底のように感じられたとしても、底を打てば、また必ず浮上していけると思うんです。そういう力が、誰にでも備わっていて。


その力を、家族や周りの人たちが信じてあげられるといいですよね。



そして、その為には、支えるご家族も、自分をケアして、大事にしてあげるのが必要だよね。。。と、この番組を見て、改めて思いました。


本当に。。。不登校に限らず、依存症や病気など、看護や介護の必要な家族のケアをしている人こそが、一番ケアが必要なんですよね。


そんな、家族のケアをしている人たちが、もっと自分を大事にしたり、自分の時間を持てたりするような世の中にしていけたらいいですね。。。