満月は、今ある豊かさを感じる日でした

日々の気づき


大阪は曇っていて見えないのですが、今日は満月ですね(*^^*)

皆様の地域は、いかがでしょうか?


私は昨日、ラッキーなことに綺麗な満月を拝んできました。


場所は、神奈川県小田原市にある江之浦測候所です。

相模湾に上がって来る満月


江之浦測候所で催された満月の会。


昨日の月の出は16時38分だったそう。50人ほどの見学者が寒い中、相模湾に上がってくる満月を見つけようと目を凝らしていたのですが、まだ空が明るすぎて月がどこか分からないんですよね(^^;)


ようやく、薄っすらとあそこかな?と判別できたのが16時50分ごろ。水平線から結構上に上がっていましたが、見つけた時は感動でした(*^^*) 月と自分の間にさえぎる物がなくて、満月のパワフルなエネルギーがダイレクトにハートに入ってくるんです。


もう寒いのも忘れて、このままずっとここにいたい、そんな気持ちでした。


もちろん周りは人もいるし結構にぎやかだったのですが、私の中はものすごく静かで、月のエネルギーがハートから全身に染みわたっていくのを感じていました。



よく、満月は”豊かさを受け取る日”と言われますが、ほんとその通りだと身体で実感しました。


”豊かさ”って、人によって思い浮かべるイメージや感覚は様々ですよね。


何でも欲しいものが買えたり、素敵なマンションや一軒家で暮らせるような経済状況を”豊かさ”と呼ぶ人もいるでしょう。

家族や友達に囲まれた楽しい生活を”豊かさ”と捉える人もいるでしょうし、自分のやりたいように生きられて、好きな様に時間が使える状態が”豊かさ”と感じる人もいるでしょう。


そうして豊かさについていろいろ考えを巡らせていると、今読んでいる「覚醒の炎ープンジャジの教え」の一節が思い出されました。


インドの覚者プンジャジが本当の自由(悟り)を求めてやってきた人たちの質問に答える形で、”本当の自由とは何か”、”真我に向かうにはどうすれば良いのか”について語っている本なのですが、

その中で自由(悟り)への欲望を抱くには、その欲望を抱くことが許される国や環境に生まれてきたことが、既に幸運なことだと。そんな話をするだけで石を投げつけられるところや、公の場で「自由になりたい」と言うことが禁じられているところもある、宗教的に許されないケースもある。

その中で独立した国家であり、そんな考えを持つことが許される社会であり、両親の下で育ったことが既に幸運な出来事の重なりであると。そして、「あなたは山のような徳を積んできた。もう他には何も必要ない。それで十分だ」と質問者に語りかけています。


私はこれを読んで、これが究極の豊かさかもなあ。。。と感じました。つまり、もう物質的には何も望むことはなく、今の自分のあるがままで満足があり、欠けているものは何もなく、これでもう十分だと心から感じられる状態。


そしてその状態は、何かを手に入れた豊かさのような一時的なものではなく、常に自分の心を満たしてくれるもの。


江之浦測候所で満月のエネルギーに浸りながら、プンジャジの言葉が自分のハートの満たされた感覚と重なっていくのを感じていました。


江之浦測候所では、上の写真の「光井戸」で宇宙に繋がるような、次元を超えていくような体験をしたり、まさにパワースポットでした。


3月21日の春分の日には「朝日を遥拝する会」が催されるそうで、そちらも行ってみたいと思っています(*^^*)


何か感じられた方は、ぜひチェックしてみてくださいね。