自分を大事にする、ということ

心の癒し


前回のブログで、私が”誰かのせいにしない、被害者にならないと決めた”と書きましたが、お伝えしきれなかったことがありました。


いえ、誰かのせいにしても、被害者になってもいいんです(^_^) 


実際に私も、生きにくいのは”怖くて支配的な父親の顔色を見て生きてきたから”と、そう思っていた時代もありました。


そう思うことで乗り切ってこれたこともあるし、そんな時期も必要だったなって思います。私が誰かのせいにしないと決めたのは、ある程度自分が癒されてきて、しっかりとした自己肯定感が育ってきたからなので。


”誰かのせいにしたらダメだ”、”全部自分が引き寄せたんだから、自分が変わらないと!”などと思い込むと苦しくなってしまうと思うんですよね。


割とスピリチュアルな人は、”それも自分が設定してきたことだから”とか、”この出会いに意味がある”とか、”これも自分の学び”などと意味付けしがちなんですけど、これも結構苦しみを生むんです。。。(・_・) 私も、昔よくやっていましたが。。。


それよりも、シンプルに、思考で意味づけをせずに、”あんなことされて辛いよね”とか、”あの言い方は傷つくよね”とか、”「悲しい」「腹が立った」などの自分の感情の方に寄り添って、

自分が自分の味方になってあげることの方が、よほど楽になるし変化に繋がると、自分の経験や人の変化を見ていても思います(^_^) 


相手の性格とか、何でこうなったかの原因や背景を分析するよりも、自分の感情に気づいて認めて、寄り添っていく。


相手は変えられないけど、自分の内面が変わると状況は変わるんですよね。


正確に言うと、状況を見る目が変わると言うか。それも、気持ちを整理しようとかポジティブに見ようとか、相手の事情を理解しようとするよりも、自分の感情が流れていって変化することで、相手への見方が緩んだり、自分の対処するやり方の選択肢が増えたりして、解決に向かって行く感じ。



それで、その基準になるのが、自分の気持ちや身体の感じが緩んで、楽になるかどうか。。。なんですよね。


自分が身体が緩んでいて、感情も解放されてホッとしている状態から何か引っかかっている相手を見てみると、前よりは気にならなくなっているんじゃないでしょうか。


ということで、今誰かに対して怒っている、モヤモヤしている、という方は、まずは自分の感情を大事にしてあげてくださいませ。そうして、自分自身と仲良くなっていけると、人間関係も段々と良くなっていくと思います。


人間関係は、実は自分自身との関係なので(*^^*)