今年も、ありがとうございました

日々の気づき


今年も、残すところ、あと数時間となりました。

今年もセッションを受けてくださった皆さま、ブログを読んでくださっている皆さま、私と繋がってくださっている全ての皆さまに、心から感謝申し上げます。


おかげさまで、この府中の地で、無事に年越しを迎えることが出来ました。

今年は、大阪から東京への引越しがあったわけですが、いまだに東京都民という感覚はないんですよね。。。それよりも、府中市民なんだなって。それくらい、東京都心とはまったく違う、たくさんの木に囲まれたゆったりした環境で、のどかに暮らせています(*^^*)



今年は、まるで仕組まれていたかのように、すべてがスムーズで流れるように事が運ばれて行った年でもありました。

時々、あまりにも流れが順調すぎて、自我が怖くなってしまうこともあって、これが自我の機能なんだなあ。。。と、自我について改めて学ばされた一年でもありました。


どんなに良い変化に見えても、自我にとっては変化するのが怖いんですね。自我の機能として、この世界でサバイバルをしていかなければならない、生き延びていくには安定が一番で、どんな環境にいたとしても変化しないことが一番なんだなと。


そんな、変化を怖がる自我も愛おしいし、どんな自分も受容して理解していく大切さも、身をもって学ばされた年でもありました。


私たちは、どこかで大丈夫な自分じゃなければいけない、怖がっていたり、何かに腹を立てていたり、誰かを恨んだり羨んだり、そんな自分じゃダメなんだと、そういう”ネガティブ”なカテゴリに入る感情は無くさなきゃいけないんだって思いがちなんですけど、そんなの無くそうとしても無くならないんですよね。

かえって、潜在意識の奥深くに押し込められてしまって、たとえ表面からは見えないようになっていても、何かのきっかけで、ぴょこんと顔を出したりして(^^;)


それよりも、怖がっていてもいい、怒っていてもいい、恨んでいてもいい、羨んだり妬んだりしてもいい、そんな感情があるには、それなりの正当な理由があるんだよねって、

そうした、自分でも見たくないような感情を、それでも深く受容していった先に、こんなに平和で穏やかで安らかで、この自分で良かった、この人生しか無かったんだっていう、何とも言えない安堵の境地があったんだなって。

この境地に来た時に、もう、いつ”向こう側”に還ってもいいかなって、そう思えたんです。


先日、同年代の中山美穂さんが亡くなられた時に、あ、肉体の寿命はいつ来てもおかしくないんだなって、当たり前のことなのですが、改めて意識させられて、

いつ肉体の寿命が尽きても、私はこれで良かったと、思い残すことは何もありませんと、心からそう思えたですよね。

先日、20年ぶりにバイク仲間と再会したのですが(注:ヤンキーのレディースチームではありません。念のため(^^;))、

私の20代~30代前半はスピリチュアルの探求に入る前で、自分のことしか考えられてないし、防衛も強かったしで、きつい言葉で人をはねのけたり、傷つけたりしてたんですよね、今思うと(-_-;)

なので、恐る恐る彼女に聞いてみたんです。もしかして、彼女にひどい事を言ったり、当たったりしてなかったかって。

そしたら、「さゆりは昔から感謝する人だったよ。喫茶店とかに入った時でも、お店の人にありがとうって言ってたし」という言葉が返ってきて、ホッとしたんです( ;∀;)

けれど、自分では気づいていない無意識からの反応で、たくさんの人を傷つけてしまってきた自覚はあるので、そんな自分を温かく受け入れてくれて、20年以上もお友達でいてくれている彼女に感謝すると同時に、

こんな風に人とのつながりを心から有難く感じ、何の損得勘定も抜きに人の為に動けるようになったんだなあ。。。と。

また、激しい感情に振り回されていた自分が、こんなに穏やかで安らかで平和な境地で日々を生きることが出来るなんて20代の頃には考えもしなかったので、人生は、こう来たかあ。。。と、しみじみ感慨深かったんです。


それは、人間が丸くなったと言うより、本質に、魂の故郷に戻っていってるんだなあ。。。と、思うんですよね。


そして、私がここまで来れたんだから、きっと、今は自分のことを嫌っていたり、世間や親を恨んでいるような人であっても、どんな状況の人でも、きっと、最終的には本質に戻る流れがやってくるんじゃないかな?と思うんです。


自分に残された時間が、あと何年残っているか分からないけど、皆で本質に戻っていきたいし、それが世界の潮流が怖れから愛へとシフトして行く方法だって信じているし、そこをサポートしていきたいんだなって、心から思っています。


皆さま、どうぞ良いお年をお迎えくださいね(*^^*)


新年は、1月6日より始動いたします。来年も、どうぞよろしくお願いいたします。