新型コロナに感染して、分かったこと

新型コロナウイルス


いつもご訪問下さっている皆さま、大変お久しぶりです(*^^*) 一か月以上も間が空いてしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?

6月は、私がコロナに感染してしまって、セッションの延期をお願いしたり、お断りさせて頂いたりしてしまった方々には、大変ご迷惑をおかけしましたm(_ _)m


それでも、怪我の功名と言いますか、感染したことで勉強になったり、誤解を恐れずに言えば”感染して良かったな”と思えることもありました。今日は、それについて書いてみたいと思います。

新型コロナに特有の症状


自分が感染してみて分かったのは、新型コロナは”ただの風邪”ではないな、でした。


あまり症状を詳しく書いても楽しくないのでサクッと書きますが、これはコロナ特有の症状だよね?と思うことがいくつかありました。


① 全身が炎症状態に

もうね、頭や喉はもちろん、全身のあらゆる関節、あらゆる筋肉が痛かったですね(^^;) 

熱は38度の後半ぐらいだったかなと記憶しているのですが、全身が火を噴いてるように感じられました。もちろん、すごくしんどかったのですが、炎症というのは免疫細胞がめちゃくちゃ戦ってくれている状態ですので、頼もしくも感じていました。


② 味覚障害と嗅覚障害が発生

コロナの症状でよく言われている味覚障害と嗅覚障害。まったく味がしなかったり、匂いが感じられない、というやつですね。

でも、私の場合は、それとは真逆の過敏な方にいってしまったんです。

最初の3日ぐらいはゼリー飲料(常備を強くおススメします)と果物とおかゆのみで過ごしていて、4日目にちょっとお惣菜を食べてみたんですね。そしたら、今までは普通に食べられていたものが、しょっぱくて食べられない!ってなって。ほんと、びっくりしました(^^;) 

そして匂いに関しては、普段は全く気にならない、お隣の洗濯物の柔軟剤の匂いが気になったこと。化学物質過敏症の人は、こんな感じなのかなあ。。。と、何だか分かったような気になりました。


③ 鼻の奥の炎症がダラダラ続く

鼻の奥に副鼻腔というエリアがあって、恐らくそこの炎症のせいと思うんですが、3週間ぐらいは鼻声でした。また、膿っぽい臭いと味がずっと鼻と口の奥の空間にあり、普通にご飯を食べられるようになってからも、美味しく食べられるようになるまで10日ぐらいはかかりました。


④ 倦怠感がダラダラ続く

私の場合、熱が38度以上に上がったのは1日だけで、37度から平熱まで下がるのも早かったのですが、その後の倦怠感がしんどかったですね。ちょっと動いても疲れる。頭が働かない。何の意欲も湧かない。少し家事をしてみて疲れたら寝る、というのを繰り返した日々でした。

恐らく、頭からのウイルスの排出に時間がかかったんだろうなと思います。


主な症状はこんな感じでしたが、まあ普通の風邪でこんな風にはならないだろうな、というのは実感しました。

現在の株の危険度は?

けれでも、普段の健康状態に問題がなければ、そこまで過度に恐れる必要はないのかな?とも思ったんですよね。普段健康な人が一気に呼吸困難に陥って。。。みたいな病気では、少なくとも今のオミクロン株はないだろうなと。

咳はすごく出るのですが、これが肺炎にまで発展するかも?と心配になるようなレベルじゃなかったなと思います。


そして、ワクチンと重症化の関係について。私はワクチン未接種なのですが、全く同じ時期に同じ感染源から感染したお友達(接種2回)と比べても症状はそんなに変わらずで、ほぼ同じような回復の経過をたどったようです。

つまり、接種していても未接種でも感染はするし、症状もあまり違いがないのかも。ただし、5回、6回と接種を重ねた場合は免疫の働きが変わってくるので、何とも言えないのですが。

私が療養中に役立ったもの


私は病院にも行かず、オンライン診療にもかからず自宅療養していたのですが、そんな時に何が一番役に立ったかというと、

初期段階では、プロポリスの喉スプレーと、キシリトールの鼻スプレー。

”喉の痛みから始まった”という方も多いかと思うのですが、ご多分にもれず、私も始まりはそうでした。

それでも、痛みを感じ始めた時から、プロポリスの喉スプレーを出来るだけ頻繁にシュッシュしていたおかげで、”唾を飲み込むのも痛い”レベルまでひどくなることはなく、最初から普通に飲食が出来ていました。ちなみに、商品は、こちらですね(^^)


左側のキシリトールの鼻スプレーは、iherbで購入したものです。8月2日まで20%オフで手に入りますので、気になった方は、ぜひ(*^^*) 

”鼻に、ウイルスか何か異物が入ったな”というタイミング(鼻がムズムズしだしたタイミング)でこちらを鼻に突っ込んでプシュッと押してチーンと鼻をかめば、大抵は症状が無くなります。食塩が入っていないので刺激もないですし、鼻うがいよりも外出時に使いやすいかなと思います。


じゃあ、何で今回は感染してしまったのかというと、恐らく飛沫感染だったんですよね。。。(^^;) 鼻に入った感じは全くなく、喉の痛みから始まったので。

右側のプロポリスの喉スプレーはブラジル産のプロポリスなんだそうですが、日本の物でも何でも、プロポリスの含有量が多いものが効くと思います。


そして、ここからは参考程度に読んで頂きたいのですが、医療には全くかからなかった私がどうやって療養していたのかというと、イベルメクチンとビタミンDなどのサプリ類を飲んでたんです。後はひたすら寝ていました。

解熱剤や総合感冒薬を飲むかどうか迷ったのですが、私には、熱も炎症も身体にとって必要なプロセスだから、止めたら良くないように感じられたので飲みませんでした。


ただ、高熱が続く場合などは解熱剤や総合感冒薬を飲んだ方が良いケースもあると思いますし、イベルメクチンを飲んで肝臓が重い感じがした、という人もいるので、合う合わないはあると思うんです。なので、よほど自己責任でやってみようと思われる方以外は、やはり普通に医療にかかるのをおすすめします。


サプリ類は、いろんなお医者さんも推奨されているビタミンD3、ビタミンC、そして亜鉛とケルセチン、NAC(N-アセチルシステイン)とグルタチオンを飲んでいました。

ビタミンD3とビタミンCは免疫力の底上げ、亜鉛はウイルスの複製を阻害するそうで、ケルセチンはその亜鉛の吸収を助けるものです。

グルタチオンとその前駆体のNACは、ウイルスの複製を阻害する作用と炎症を抑制する作用があるという英語の論文がたくさん出ています。日本ではサプリとして市販はされておらず、グルタチオンは医療機関でグルタチオン点滴として取り入れられているようです。私は、やはりiherbで買っています。



結局、自分で人体実験をして感じたのは、イベルメクチンもサプリ類も鼻スプレーもプロポリスの喉スプレーも、どれもすごく効果があったと思うんですね。38度以上の熱が出たのは1日だけで、味覚障害と嗅覚障害も10日程度で治まり、倦怠感は2週間ほど続いたものの、後遺症にもならずに済みましたし。

無理して動くのは禁物


それと、”疲れたら寝る”のもすごく良かったと思います。無理して動かずに、身体の声を聴いて休む。


コロナの後遺症をたくさん診ていらっしゃる東京のヒラハタクリニックの平畑先生も、「コロナの後遺症は疲れると悪くなる病気」「疲れないようにコントロールしていると、改善する病気」とおっしゃっています。恐らくですが、この回復期に無理をしないようにするのが、後遺症として残ってしまうかどうかの分かれ目のように感じました。

身体が回復しようとしている時に動いてしまうと、回復するのに必要なエネルギーが枯渇してしまうんですよね。そうした身体の声を感じ取れるようなセンサーを日ごろから鍛えておくのが、きっと大事なんだなと思います。思考で判断したりするんじゃなくて。

感染して実感した、”私たちは大いなる力に生かされている”


そして、このコロナ体験ですが、普段あんまり調子が悪くならない私にとっては、実はとても良い機会になりました。


全身の炎症がひどくて動けなかったのが、翌朝目覚めてみると、関節の痛みが少しずつ楽になって、少し動けるようになって。。。

ゼリー飲料とポカリスエットしか受け付けなかったのが、少しずつ”食べたい”という欲求が出てきて。。。

という風に、身体が治癒していくプロセスを観察していると、病気は薬じゃなくて、本当に身体の自然治癒力が治してくれているんだなあ。。。というのが実感できたんですね(*^^*)


更に、最も大きな体験になったのが、”生かされている”のを日々実感できたこと。



ヒーラーだし、いろいろ学んできているし、クライアントさんの施術を通して分かっているつもりでいたし、今までも事あるごとに実感していたことなんだけれども、そんな”分かっていた気がする”レベルよりも、もっと深遠な感覚がありました。



毎朝目覚めた時に、感動して泣けて、泣けて。ああ、生かされてるんだなあ。。。って(T_T) 理屈じゃなく感動が体感として、ワーッとやってくる感じで。


やはりね、ほとんど頭が働いていない状態だったのが良かったのかもしれません。


目の前にある、やらなければならない日々のタスク、例えば洗濯やゴミ出しなどをやろうとしても、身体が思うようには動かない。。。

でも、”大きな力”が働いて私を動かしていく。。。私の意志が身体を動かしているんじゃなく、何か人智を超えた力に動かされていく。。。



改めて、この世界を動かしている、神のような”大いなる力”と調和して生きていく大切さに気付かされましたね。。。


総括すると、新型コロナは、まあ出来ればかからない方がいいと思うのですが、どんなに気を付けていても感染するときはするし、起こることは起こるんですよね。


なので、この記事を読んで下さっている方で、もしも今後感染してしまうような事があっても、感染した自分を責めずに自分をいたわり、必要な医療にかかり、サプリ類を飲んで、後は身体の治癒力が存分に発揮できるように、刺激となるようなテレビやネットを避けて、ひたすら休まれることを強くおすすめします(*^^*) (ここからは宣伝なのですが、遠隔ヒーリングも承っておりますので、なかなか熱が下がらないなど必要な場合はお声がけ下さいませ)


今の私は、何か身体もリセットされたような感じで快適に過ごせていますし、以前よりももっと、自分の身体の叡智や、人智を超えた世界を動かしている力への信頼が増しているのも感じます(*^^*) 


どんな病気もそうじゃないかなと思うのですが、自分の人生の、このタイミングで感染する、ということが自分にとってどんなメッセージなのか、自分に深く問いかけていくと、何か見えてくるものがあるかもしれませんね。