早いもので、そろそろ夏も終わりに近づいてきてますね~(^^)
虫の鳴き声がセミからコオロギに変わってきて、段々と秋の気配が感じられるようになってきました。
さて、最近メディアを賑わせている、旧統一教会に関する話題。私が個人的に一番気になったのは、脱会した信者さんに起こる心の問題なんです。
何十年も教会に言われるままに行動してきたので、自分が着る服を自分で選べなかったり、レストランでメニューを決めるのに30分以上もかかってしまったりするんだそう。。。マインドコントロールの深刻さを感じました。
何十年も自分の行動を選択して決定する権利を他の誰かに預けてしまうって、一体どんな感じなんだろう。。。?
私は自分の思うままに生きてきて、自由が何より大切なので、自分の人生に制限を受けるのはものすごい恐怖を感じてしまうのです。
でも、よくよく考えてみると、宗教団体のような特殊な事例でなくても、小さなマインドコントロールはどこにでもあるんですよね。
例えば、親や親族の言うことに絶対従わないと生きていけなかったとか、そこまでいかなくても自分の意見はほとんど聞いてもらえない環境だったりとか。
言葉によるものか肉体への暴力かの違いはあっても、恋人やパートナーが自分に支配的な形で従わそうとしたりとか、上司に絶対逆らえないとか。そうやって、”自分には力がない”って思わされるのも、立派なマインドコントロールですよね。私たちの日常には、この手のコントロールがあふれていると思います。
クライアント様のお身体に手を置かせていただくと、何かしら制限を受けて生きてこられた方は、詳しくお話を伺わなくてもエネルギーを通して伝わってきたりします。
私のところにいらっしゃる方は人生の変わり目の方が多いので、余計にそれが感じられるのかもしれませんが、どこかご自分の力を取り戻すプロセスなのかな、と感じることはよくあります。
他人に預けてしまっていた力を取り戻すプロセスは、本当にゆっくりゆっくりですが、自分の心の声を聞き、その声に従って選択し、その選択を信頼して行動する。
その結果が何か心地良いものじゃなかったり、何か違うと感じたら、また選択し直してやってみる。
大切なのは、行動する基準を周りの人に褒められるとか認められるとか、そうした外側の基準じゃなくて、自分の感覚に基準を置くことなんですよね。更に、そうやって動けた自分を褒める。
その繰り返しによって、自分の力で生きていく自信が少しずつ培われていくのですね。
自分の人生の正解は、親や親族や先生やパートナーや社会じゃなくて自分だけが知っていて。そして、それは頭で考えて分かるものじゃなくて、楽な身体の感覚だとか心地よさだとか、喜びとか嬉しい感情とか、そうした感覚が本当の答えなんですよね(*^^*)
それから、人の力を奪う人、人を支配しようとする人も、何かしら自分の力が脅かされている、素の自分には力がない、やらないと自分がやられるといったような不安や怖れを持っていると思うんですよね。
なので、力を奪う側にも、奪われる側にも、どちらにも癒しは必要だし、自分の中にある根源的な力を実感するプロセスが大切なんだと思うのです。
やって、自分にも力があるし、誰にでもちゃんと力があると認められる人が増えれば、力を奪い合うこともないし、より平和で、暮らしやすい世の中になるんじゃないかなあ。。。
いろいろ書いている私も、完全にそれが出来ている訳ではなくて、まだまだ発展途上です(*^^*)
このブログを読んでくださっている皆さんは、きっと同じような方向を向いている方々だと思うので、ご一緒に地球をもっとハッピーな場所にしていければいいですね♪