自分を好きになれない時は…

心の癒し


もう、あっと言う間に11月も終わりですねえ…(^^)

先日、紅葉を見に出かけてきました。地球温暖化が進んでいるせいか、最近は秋を感じられる期間が短いような…?

それでも、自然が作り出してくれる木の葉のグラデーションの鮮やかさを見せてもらえると、日本で暮らしていて良かったなあ…とつくづく実感しますね♬


さて、「自分のことが好きになれなくて…」とか、「自分が変なことを言ったりしてしまったりするので、グループの中で素の自分を出せなくて…」などのお悩みを持つ方とお話していると、その方の全体性の中のマイナスの部分(とご本人が思ってしまっている)だけに強く焦点が当たってしまっているんだなあ…と感じます。


客観的に見ると素敵な面がたくさんあるのに、自分という多面体の中で、不得意だったり、何か人と違う変なところに感じられたりする部分しか見れていない。


なぜそこだけ目が行ってしまうのかというと、基準が自分の外側にあるからで、「世間一般の人に比べて、出来ていない」とか、「周りの人から浮いている」とか”世間一般”や”周り”が基準になってしまっていて、常に他の誰かと比べてしまっているんですね。

自分を見る視点をほんの少し広げてもらえれば、マイナスと捉えてしまっている部分と同じだけプラスに捉えられる部分が見えてくると思うんですが、悩みのドツボにはまっている間は、なかなかその視点を広げるのが難しいんですよね…


そのドツボから抜け出すには、「能力が低い私」とか「人と上手くいかない私」などのマイナス面だけに焦点を当ててしまっていて、そこに一体化してしまっているのにまず気づくことが大切です。


そして、その一体化してしまっているところに隙間を空ける、自分の中にスペースを持てると良いのですが、具体的にどうすればいいかと言うと、何か気分転換できるものがあるといいですよね(*^^*)


料理とかお菓子作りなど何かを作るのでもいいし、散歩もおすすめです。海を見に行ったりもいいし、ぼーっと雲を眺めるのでも、気分が変わってくるのが感じられるのではないでしょうか。


そうして、ホッと一息、「まいっかー」「出来ない事もあるけど、出来ることもあるし」とか、「職場では浮いてるけど、他に友達もいるし」などと思えたら、ちょっとマイナス面との一体化が外れて楽になっているはず。

私たちが、自分に言い聞かせてしまっているネガティブな言葉。例えば「何をやってもダメ」とか、「変わってるから、他人と上手くいかない」とか、そんな言葉は、今まで生きてきた過程で、家族や学校の先生とか社会とか、自分以外の誰かから刷り込まれた可能性が高いのです。


誰も、生まれた時にはそんな低い自己評価は持っていないのですから。


明日から12月。これからどんどん寒さが増してきますし、冬至に向かって、どんどん闇が深くなってきます。コロナの変異株も入ってきていますし、少しでも自分の良さを、個性を認めて、自分を大切にするようにして、この時期を乗り切っていきたいですね(*^^*)