癒しは続くよ、どこまでも♬

心の癒し


20代までは、自分の外側に幸せや満足感を求めていた私。

それが、「自分って何者なんだろう・・・?」「何でこんなに無意識に反応してしまうんだろう・・・?」と、自分の内面を探求し、自分の癒しに取り組む生き方へとシフトして早や20年近く経つんですが、まだまだ終わりが見えそうにありません(^^;)

今でも、ふとしたきっかけで、子どもの頃の傷が顔を出してきて、「まだ癒されてないよ~」と教えてくれたりするのを感じます。


けれど、もちろん取り組んだなりの成果はあって、20年前とは比べものにならないほど楽になっています(*^^*) 

昔を知る友人からは「別人みたい」と言われるほどに、感情的に反応しなくなってきました。本当に、反応する”種”がどんどん減っていくんですよね。。。


以前なら、ここでブチギレてただろうな。。。と思えるようなシチュエーションでも、全然笑顔で対応している自分には驚くばかりです。

上司に食ってかかったり、しょっちゅう誰かとぶつかっていた20代は何だったのか? 途中で魂が入れ替わってしまったのか?と思えるほど、怒りを感じることが少なくなりました(^^)


「生まれ持った性格は変わらない」という説もありますが、少なくとも短気とか怒りっぽい性質は、反応するものが自分の中から無くなっていけば、自然と変わっていくんですよね。

その反応を無くすには、やはり解放していくのが一番です。


じゃあ、どうすれば解放できるのかというと、怒りとか感情が出てきたら止めない。終わり(*^^*)


私たちはどこかで「ネガティブな感情は無い方がいい」とか「感情的になるとマズイ」とか刷り込まれているから、どうにかして感情をコントロールしようとするんですけど。。。その試みは大抵は失敗して、抑圧された怒りがぐぐーっと心の奥底にしまい込まれるだけなんですよね。。。(私はたくさん経験済み)。


そして、何か反応を起こさせるような出来事があると(例えば、誰かに足を踏まれたとか、列に割り込まれたとか)、それがトリガーとなって、心の深いところに押し込まれていた怒りが一気に上がってくる。

空気でパンパンになった風船が、ちょっと何かとがったものに触れたとたん爆発するように、押さえ込まれた感情が大爆発して大惨事に。。。(^^;)


こういう話をすると、「でも怒りを出したらまずいですよね?」と聞かれることがあるんですが、相手にぶつける必要はないんです(^^) 感じることと表現することは別なので。自分の怒りはしっかり感じてあげる。でも、それを人にぶつけるのは、また別のこと。


自分が安全だと感じられる場所(自宅とか)で、誰もいないところで、怒りを発散するのは誰にも迷惑がかからないですよね? 

カラオケで大声で歌うのもよし、公園で「くそっ」とか大声で言うのもよし、自分の部屋でクッションを殴るのもよし、誰かの悪口を紙に書いてビリビリに破るのもよし。

そうして、こまめに感じてこまめにガス抜きをしていれば、コントロール不可能に陥って大惨事になる前に防げるはずなんです。


感情はコントロールできないし、する必要もない(≧▽≦) 「わ、こんな感情あるんやね」って感じて、認めてあげて、水の様に流れさせてあげると自然に収まっていく。これが20年の経験で得た大きな学びでした♬


これからも、いろんな未解決の感情と出逢っていくんでしょうけれど、それも自分の大切な一部。「よく出てきてくれたね」と迎えてあげて、解放していってあげようと思います(*^^*)