あっと言う間に12月になりました。
ふり返ると、この1年もいろいろありましたよね。
一昨日、またガザでの戦闘が始まって、まさかもうすぐクリスマスなのに、またこんなに残虐なものを見せられるのかと、なんだか人間に絶望した気持ちになりましたが、一番闇が深くなる冬至にも向かっていっている時期なので、ある意味必然なのかなとも思いますし、
自分の深いところから見てみると、地球に住む私たち全員が、自分とは言葉や文化や習慣、考え方や何もかもが全く違う人たちを理解し、受け入れて、共に生きていけるかどうかのレッスンをさせられているのかしら、とも思います。
それでも、やはり世界には、力づくで他者から奪う人もいれば、与える側の人もいて、そこに救いを感じます。
先日、「希望のまちプロジェクト」というプロジェクトを知りました。もともと困窮した人たちの炊き出しなどの支援を何十年もされていく中で、役所が対応してくれないような、いろんな困りごとを解決されてきた北九州市のNPO法人「抱樸(ほうぼく)」。新しく暴力団の工藤会本部の跡地を買い取り、複合型社会福祉施設を作るというプロジェクトなのですが、それがすごく希望を感じられるんですよね。
詳しくはこちらをご覧いただきたいのですが、住む場所に困った人が入れるシェルター機能があったり、子どもの放課後スペースのような機能があったり、障がいのある人が働ける場所であったりの支援の場というだけではなく、1階にレストランやコワーキングスペースを作って、支援を必要とする人でなくても誰でも利用できるようにする、地域の交流の場になるんだそうです。そういうの、何だかいいなああ。。。と思って(*^^*)
支援する側と支援される側の区別がなくて、例えばコワーキングスペースを普通にビジネス目的で利用しながら、その場に集う人たちからインスピレーションを受けたりする、みたいな感じの使い方もできるし、地域のいわば互助会みたいなシステムを目指しておられるんだそう。
抱樸の奥田知志理事長は「分けたら減るって、みんな考えてますよね。自分の分が減る。ひょっとしたら、これからの世界は”分けたら増える”というのを真剣に目指す。分かち合うことによって増えていく、ということですね。」とおっしゃっていて、つまり、どういうことかと言うと、自分が出したものが社会的な共有資産になる。それを自分も利用できるということ。
以前、北米の先住民のコミュニティに参加したことがあるのですが、ちょうどそんな感じの助け合いのシステムだったのを覚えています。誰かにお金が必要になったらコミュニティで支え合って、人より余裕のある人は多めに出すけど、自分も何かあったらその時は支えてもらう立場にもなれる、みたいな。だから、みんな経済的には決して豊かじゃなさそうでしたが、そこにあんまり不安がなさそうだったんですよね。みんなが繋がっていて支え合っている安心感があって、そこは羨ましく感じたのを覚えています。
誰もが、将来どうなるかは分からないと思うんですよね。
今は健康で働けていて、資産があって、自分が働けなくなる可能性なんて考えられなくても、この先もしかすると何らかの病気や交通事故か何かで動けなくなったりするかもしれない。もしくは、何かのきっかけで心を病んでしまったりすることもあるかもしれない。失業したり勤め先が倒産したりしても、家族や親せきの援助も受けられない場合もあったりするかもですよね。
そんな時に支えてもらえる場があるって、すごく心強いんじゃないかなって思うんです。また、抱撲が保証人になることで、単身の高齢者が部屋を借りられたりもするそうで、それはすごくいいなって思いました。私も含めて持ち家じゃない単身者にとって、住まいは切実な問題になりますしね。
私がこのプロジェクトを知ったのは、ポリタスTVというネット配信番組なのですが、奥田理事長のお話を聴いているうちにワクワクしてしまって、こんなプロジェクトが成功していくのを見てみたい!という思いがむくむくと上がってきて、少額ながら寄付をしました。
目標額は3億円だそうですが、人と分かち合って支え合いたいと思う人たちの力で無事に資金が集まって、それが上手く回っていくのを見られるといいなあ。。。って、心から思います(*^^*)
もし、この記事を読んで下さっている方で、ご賛同いただける方は、こちらでクラウドファンディングが実施されていますので、ぜひお願いしますm(_ _)m
そして、年末が近づくと、来年のカレンダーをどうしようかと考えますよね(*^^*)
実は、カレンダーでも社会貢献ができるんです。
私が毎年購入しているのは、障がいのある人が働く共同作業所が合同で発行する「はたらく仲間のうた」カレンダー。
絵が本当に素晴らしくて、ダイナミックだったり、可愛かったり、ピュアな感性でイキイキと描かれているのが多くて、すごい才能だなって、毎年感動するんです(≧▽≦) これも支援している、というよりは、商品が素敵だから購入している感じです。お友達にも何人もお声がけしていますが、皆さん頼まれなくても毎年リピーターになってくださるくらいに好評なんですよね。
ご興味を持ってくださった方は、こちらをご覧くださいね。
抱樸の奥田理事長が語っておられた「分かちあっていくことで増えていく」。いろんな意味が含まれると思うんですが、”分かち合うことでお金が入って来る”のは実感としてあります。
私は、ヒーリングの師匠やいろんな先輩方から「寄付をすると7倍になって返ってくる」とか、「宇宙の為になることをしていると、生活に困らない」とか、それが”宇宙の法則”だと教わってきました。
その時は「ふーん、そんなものなのかな」と半信半疑でしたが、全部真実だったなと、今は心からそう思えるんです。今までいろんな団体に寄付をしてきたけれど、おそらく7倍どころか、もっと返ってきているような実感があるんですよね。
今、自分が本当にやりたいことだけをして自由に暮らしながら生活が賄われているのは、寄付をしたり、人の為にお祈りをしたり相談に乗ったり、高次元からの情報を伝えたり、お金にならないような仕事でも人の為に動けるようになったからだと、本気で思えているんです。
これは私の解釈ですけれど、エネルギー的見地からみると、誰かの支援をしたり寄付をするのって、「自分には人を幸せにする力がある」って、宇宙に向かって宣言しているようなものなんですよね。そうすると、その力のある人にはお金が回って来るし、それをまた誰かに渡すことで、また入って来て、大きな循環になっていく。
私たちのエネルギーフィールドは電磁場でもあるので、自分が放ったものは必ず同じものが返ってきます。愛を放てば愛が返って来る。人を幸せにする力をエネルギーとして放出すると、そのエネルギーが何倍もなって、戻ってくるんです。お金もエネルギーですしね(*^^*)
ここまで読んでくださった方で「じゃあ、自分もどこか寄付してみようかな」と思われた方には、ぜひお願いしたい団体がありますm(_ _)m
私が定期的に寄付をしているのは、ヨルダンにあるシリアの難民キャンプやフィリピンのストリートチルドレンなど困難な地域で暮らす子どもの教育に力をいれているKNK(国境なき子どもたち)。元オリックスの吉田正尚選手が、ホームランを1本打つごとに10万円を寄付されていることでも知られています。
あと、今もガザで頑張ってくださっている国境なき医師団や、ウクライナ侵攻があった時に国連高等難民弁務官事務所(UNHCR)にも寄付をしています。
ふるさと納税の利用でも、寄付ができます。アフリカの紛争地で地雷除去や被害に遭った人が自立するのを支援しているテラ・ルネッサンスは佐賀県のふるさと納税で寄付ができるんです。
ただ、今は寄付をする余裕がなかったり、自分のことで精一杯だったりする方は、どうぞ無理をされないようにしてくださいね。そういう時は、まず自分に愛が必要な時だったりしますしね(^-^)
私も、今でこそ喜んで寄付が出来るようになりましたが、20代~30代の頃は、全然人の為に出来る人間じゃなかったんです。いつも自分ファーストで、いろんな人を傷つけてきたと思うし。あの頃の自分が今の自分を見たとしたら、あまりの別人ぶりにびっくりするかもしれません(^^;)
やはり、自分がしっかり癒され、満たされてきて初めて、人にもどうぞと言えるようになるんですよね。。。なので、それまでは、まずは自分にせっせと愛を注いで頂きたいなと思います。
そして、いつか自分に準備が出来て、ハートが開かされていって、人の喜びが自分の喜びと感じられるプロセスに入っていくと。。。その時に、分かち合うことで得られる豊かさの感覚や、実際にお金や愛のエネルギーが自分を通して、大きな循環として回っていくのを実感されるかもしれないですね(*^^*)
私たちの本質は、やっぱり愛だから。