5月末で対面セッションをお休みします

お知らせ

5月とは思えない気温が続きますが、ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?


私は、大阪・十三のシアターセブンルマ&ルイーズ」を観てきました(*^^*)

33年ぶりに4Kで復活!だそうですが、シアターセブンでは2Kでの上映でちょっぴりがっかり(^^;)。

でもでも、全然感動が色あせてないんですよね。。。そうそう、主人公の二人がどんどん枠から自由になっていって、本来の自分の力強さを取り戻していって、そしてあのラストシーン。。。! エンドロールを観ながら、ずっと泣いてました(T_T) 今も余韻が続いております。

あの広大なアメリカの中西部をオープンカーで疾走していくシーンとか、当時は今よりずっと男より低く見られていたけれど、女だって強く生きられるんだってメッセージに強烈な影響を受けまして、当時の大親友と「いつかアメリカでテルマ&ルイーズごっこがしたいね♪」なんて話をしたのを思い出しました。


その頃の私は、自分はいったい何者なんだろう? そして、本当は何がしたいんだろう? 何が出来るんだろう?という問いが常にあって、もっと広い世界を見てみたい、自分を知りたいって、ずっと渇望していたような気がします。


そんな、いわゆる”自分探し”が人生最大のテーマだったあの頃の自分が「テルマ&ルイーズ」とめちゃくちゃ重なってたんだなあ。。。と、懐かしく思い出すと共に、

20代の自分にはまったく想定外の人生を歩いている今の自分を、そして、偶然の重なりと棚ぼたの連続で、世間一般の常識から大幅に外れてるんだけれども何も困っていない今の生活を、あの当時の自分が見たら何て言うかしら?って想像すると、つくづく人生って不思議ですね。


その”自分探し”とは打って変わって、NHK「最後の講義」で、みうらじゅんさんが勧めていたのは、”自分なくし”。「”自分”があるから面倒くさい」「”自分”があるから喧嘩になる」。確かに(^^;)

ただ、みうらさんは仏教の理解が深いので、単に「”自分”を無くして人に合わせましょう」という趣旨ではなくて、「人間は何も無い所から生まれて、最後は無くなっていくもの」だし、「いくら金とか地位とか言ってても、”空”から”空”へ(移動するのが自分)と思えば、気が楽になる」から、自分に真面目過ぎない方がいいよ、というメッセージだったと思います。自分というものの捉え方、見方が変わると楽になるよ、と。


みうらさんのお話は、全体を通してすごく興味深かったのですが、個人的に一番刺さったのは「比較三原則」(≧▽≦)

もちろん、「非核三原則」をもじったものですが、「比較して生きてるから不幸になる」ので、誰かと比較しそうになったら、心の中で「比較三原則」と唱えれば良いそうです。確かに、”あの人はあんなに上手くいってるのに、自分は。。。」みたいな思考がムクムクと出てきた時などに唱えると、一瞬で今ここに戻れそうですよね♬

ちなみに、何で”三原則”なのかと言うと、人が比較するのは他人、過去の自分、親だから、なのだそう。


そんな、みうらさんの言葉を取り入れて、”自分なくし”に励んでみようかな♪って思える方は良いとして、

昔の私のように、そうは言っても自分なんて簡単にはなくならないし、この自分へのこだわりを何とかしたくても、どうにもならないという方もいらっしゃるかと思います。特に、傷ついた記憶とか自分に対する否定的な思い込みや重たい感情が潜在意識にある場合は、それを抱えたまま自分をなくそうなんて、土台無理な話なので。


でも、エックハルト・トールとかバイロン・ケイティみたいに、一夜で自分がなくなって、空の意識に目覚めるケースもあるんじゃないの?って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが(私もそうでした。一発逆転あるんじゃないかって、それを待ち望んでいた時期もあります(^^;))、あのお二人は相当苦しい鬱状態から目覚めが起こったので、そこまで行くのは相当辛いんじゃないかなって、思います。。。



それから、みうらじゅんさんは”自分なくし”の一環として、本当は嫌なことなんだけれど、本名の自分が”みうらじゅん”に、これをやらせてみたら面白そうと思うことをやらせているから出来るって、おっしゃっていましたが、それと同様なのがマイケル・シンガーの「サレンダー」

人生が私の前に何らかの出来事をもたらしたら、私に、自分自身を超えさせるためにそうしているのだととらえる。もし、個人的な自己が不平を言ったら、あらゆる機会を利用して、その自己を手放し、人生が私に提供するものに身を任せる。

マイケル・シンガー著「サレンダー」


「サレンダー・エクスペリメント」という自分を明け渡す実験の結果、森の中で瞑想三昧で暮らしていた著者が建設業者になり、IT企業を起業し、そして。。。というドラマチックなお話なんですが、すべて実話だそうで、自分の心の抵抗を明け渡し、人生が展開するままに委ねていく生き方にトライしてみたい方は勇気がもらえるかもです(*^^*)


もちろん、自分のコントロールを手放すとか、心の抵抗を明け渡すなんてムリムリ、という方は、無理をされない方が良いので、まずはその気持ちに寄り添ってあげて頂きたいです。きっと、何か重たい思いや感情がくっ付いていると思いますので。。。


そして、そんな重たい感情や思いを安全に解放していくツールに、EFT(Emotional Freedom Techniques:感情解放テクニック)があります。ツボを軽くタッピングしていくことで感情のエネルギーを解放するセラピー手法なのですが、晴れて認定プラクティショナーになりました(*^^*)

まだまだ、クライアント様にご提供できるレベルには至っておらず、日々自分自身で実践しているのですが、結構良い感じに解放が起きます。早くご提供できるように、精進していきたいと思っています。

そして最後になりましたが、大事なお知らせがあります。

継続してお越しくださっているクライアント様にはお伝えしておりますが、5月末を持ちまして、対面セッションを一時休止させて頂くことになりましたm(_ _)m 今の居住地から引越さないといけなくなりまして、再開時期は今のところ未定なのです。。。おそらく関西を離れることになるかなあ。。。と思っております。

今後は、ますます導かれるままに動いていくことになると思いますが、また、何か決まり次第、本ブログでご報告させて頂きますね。


遠隔セッションは6月以降も対応可能ですので、遠隔を受けてくださっている皆さま、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。