行ってきました! スピリチュアル界隈で大きな話題の「ヒルマ・アフ・クリント展」。

先に観に行った人たちが、目を輝かせて言うわけですよ。「すごかった、良かった!」って。
で。。。やっぱり、本当にすごかったです。
私は、どんな展覧会でも、絵の世界に入り込んで交信するように観るんですけれど、ヒルマさんの絵は、なんだろう。。。本当に宇宙と交信している感じだったんですよね。
展示は、初期の精密なタッチのデッサンや油絵からスタートして行って、徐々に交霊術をおこなったり精神世界への探求が始まって、高い次元とのコンタクトによる霊的な絵へ移行していく流れがよく分かって、それも興味深かったです。
そして、上記の「神殿のための絵画」の展示室に入っていくと、上の画像の様に天井に届くような大きな絵が大きなエネルギーを放っていて。。。でも、強く圧倒される感じではなく、優しくハートに入ってきて、エネルギーの変容を促されて行くような感じ。
幼年期から始まって、青年期、そして老年期と、”ああ、人生って、こんな感じで花開いて、それからいろんな動きがあって、いろんな事が起こって、そして高いレベルの調和へと向かっていくんだよな”って、思わされていくような、そんな展示で。

絵の前には壁に沿って長い長い椅子があり、1時間ぐらいは場所を変えながら浸っていたでしょうか。。。気が付くとトランス状態に入っていて、いろんなヴィジョンを視て、メッセージも受け取って。。。誰にも邪魔をされない至福の時間となりました(*^^*)
これはきっと私だけでなく、その時に長椅子に座っていた大勢の方達も、心の中で何かしら受け取っていたんじゃないかな?と思うのです。

ヒルマさんには、どうやら神殿を建てて人々の意識を高めたいという構想があったそうで、これらの絵はそこに飾られる予定だったそうなんですね。高次元の存在と一緒に。
ちょっと時代が早かったのかもしれませんが、それでも80年の時を経て、こうして怪しいモノ扱いではなく堂々と国立の美術館で開催されて、幅広い年齢層の方達が来られているのは、やはり集合意識が変わってきたんだなあ。。。と感慨深かったです。

どの絵も、エネルギーレベルに働きかけてくるものばかりでしたが、特に私が一番強くエネルギーを受け取ったのは、実はこの絵なんです。
神殿の絵の大作に比べると、そんなに大きな絵ではないのですが、10メートル以上離れていても強烈なエネルギーがやって来るのを感じて、その場から動けなくなりました(^^;)
もう、ほんっとに、自我を超えて高次元の存在と協力して描いていらしたんだろうなあ。。。と。
展示の後半はシュタイナーに影響を受けて、草花のスケッチなど天から地に降りていらした作風になっていくのですが、神殿の絵の余韻が凄すぎて、まったく入ってきませんでした。。。(-_-;)
6月15日まで、東京・竹橋の国立近代美術館にて開催です。あんなに高いエネルギー空間にゆっくり身を置ける機会もなかなか無いですし、どうぞこの機会をお見逃しなく!